水回りトラブル豆知識 水漏れ編 | キッチンの水漏れ | 水道屋お困りナビ

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水回りトラブル豆知識 水漏れ編

キッチンの水漏れの原因を解説

一つ目は、「シンクの下」。
普段の生活の中で、キッチンのシンクの下を覗くことはほとんどないため、多くの人は「どういう構造になっているのか」などということすら知りません。
しかし、実際はシンプルな構造になっています。
引き戸式の場合は、調味料などを置いておく空間があり、その奥に排水ホースなどがあります。
開閉式の扉の場合も、だいたい同じ構造となっているので、見てみましょう。
二つ目は、「排水トラップ」。
これはキッチンのシンクとつながっており、丸いゴムパッキンが装着されています。
ゴムパッキンがないと水漏れが生じてしまいますが、これが劣化することでも、同様の事態になります。
10年~15年も使っていれば、ゴムパッキンは劣化していると考えられます。
三つ目は、「排水パイプ」。
これは、排水トラップと排水管をつなぐ、塩ビ製の管です。
これは、何箇所かある接続部がナットで分解できるようになっていますが、そこにもゴムパッキンが装着されています。
ですから、それが劣化すると、やはり水が漏れて来てしまいます。
四つ目は、「排水ホース」。
これも、排水トラップと排水管をつなぐパーツですが、素材がビニールの場合はこう呼びます。
ここから水が漏れる原因としてよくあるのは、「ナットが緩んでいる」「パッキンが劣化している」「排水ホースに亀裂が入っている」というケースです。
上述のように、排水ホースはビニールでできていますから、湿気の多い場所で長い間使っていると劣化により、少しの衝撃であっさり折れてしまいます。
また、排水管と排水ホースが固定されていない作りの場合、ホースが動きやすいので、そこから漏れが生じることもあります。
五つ目は、「蛇口」。
蛇口は給水管とつながっており、ナットで留められていますが、その中にはパッキンが装着されています。
それが劣化すると、やはり水が漏れて来てしまいます。
また、シャワーホースが付いているタイプは、さらに注意が必要です。
シャワーホースは頻繁に出し入れするパーツであるため、亀裂が生じやすいからです。
六つ目は、「バルブカートリッジ」。
これは、水栓の核ともいえるパーツであり、水の出し入れなどを制御しています。
しかし、これが劣化すると、水が止まらなくなったり、凄い勢いで噴出したりしてしまいます。
七つ目は、「詰まり」。
排水管や排水ホースは、脂が詰まりやすい場所でもあります。
脂が詰まると、水が排出できなくなるので、溢れて来ることになります。
      

火災保険に入ってない場合のキッチン水漏れ費用

火災保険に入っていれば漏水などの損害や修理費用を補償してもらえるケースもありますが、入っていない場合は全額自己負担になります。
キッチンの水漏れトラブルでは、水回りである蛇口(水栓)の不具合や故障、パッキン交換、水栓全体の交換などが必要になるケースがあります。ゴムパッキンの交換だけで修理が終わる場合は修理費用は少額で済むケースが多いですが、これでも水漏れが改善されないと水栓然街の代金と取り替え費用がかかるのでもっと高くなります。
パッキン交換だけであれば水道工事の技術料と出張費くらいで済むので、技術料1000円+出張料3000円から5000円程度です。ただし、複数の箇所を交換しなければいけない場合はそのぶんだけ費用がかさみます。
パッキンだけでは直らない場合は、水栓全体の交換が必要です。キッチンの水栓の使用期間が10年から15年以上になると全体が老朽化してくるので本体ごと交換が必要なこともあります。この場合は本体の代金が実費でかかりますし、それ以外に取り付けや取り外しの工賃が必要です。
本体2万円+取り付け工賃7000円から15000円くらいが相場です。キッチン用の水栓には様々な種類が展開されているので、安い本体であれば1万円前後で購入できる場合もあります。逆に、蛇口に触れずに水が出るタッチレス水栓のような最新のタイプは本体だけで5万円以上になることもあります。水栓の交換費用は3万円から7万円以上と考えておいた方がいいでしょう。
本体を交換しなくても、部品だけ交換するケースもあります。経年劣化しやすいレバー、スパウト、断熱キャップなどの部品だけ交換するようなケースです。こちらはパッキン交換よりも技術料が高くなり、3000円から5000円程度必要です。ハンドルの部分や適合部材を探すのに労力がかかるため、使用期間が経っているものは本体丸ごとの交換の方が簡単です。
長年使っていると、部品が最新バージョンになっていて古いものは扱っていないこともあります。そもそもメーカーがその製品の生産自体をやめてしまっているケースもあるので、何十年も経っているキッチンの水漏れの場合は水栓自体を交換した方がいいでしょう。
また、水漏れは自宅だけではなくマンションやアパートのような集合住宅では下の階に被害が出てしまうこともあります。この場合、火災保険に入っていけなければ、修理に必要な工材や損害が生じたものの代金も全てトラブルを起こした本人が負担することになります。

キッチン蛇口交換事例

作業前
作業中
作業完了後
作業前
作業中
作業後

 

賃貸物件でキッチンの水漏れがあったら

賃貸物件においてキッチンの水漏れが生じた場合、入居者がまず最初に行なうべきことは何でしょうか。それは、家主か管理会社に連絡を入れることでしょう。仮に、住んでいるのが集合住宅であれば、キッチンの水漏れが下の階にも影響を与えてしまう可能性があるため、できるだけ早く連絡することが必要です。この面で、入居者が自分でコーキングをするなどして修理しようとすると、施工の仕上がりなどが家主の目には不満足で逆にクレームをつけられてしまうといった事態になってしまうこともあります。それで、自分で何とか修理しようとするよりも、早めに業者に依頼するほうがはるかに賢明であると言えるでしょう。
キッチンの水漏れの原因が老朽化や設備の不具合などである場合、原則として家主がその責任を持つことになります。それで、入所者としてできるだけ早く連絡するよう心がけるなら、建物そのものの損害を防止したり最小限に食い止めたりすることができるでしょう。それに対して、何かをぶつけて不注意にも排水管を破損させてしまったとか、排水管に何かの異物を詰まらせてしまった、さらには水栓器具のパッキンが摩耗しているといった場合には、基本的に入居者の負担となります。それで、早速ふさわしい業者に修理を依頼するようにしましょう。
賃貸物件で生じたキッチンの水漏れを業者に依頼して修理する際、いったいどのような方法で修理が行なわれるのでしょうか。例えば、パッキンの摩耗が原因となっている場合には、まずパッキンの交換がなされることでしょう。またホースやパイプといった排水管が破損しているような場合は、破損している排水管を新しいものに交換することでしょう。また排水管やトラップの詰まりが原因であるなら、詰まった部分の清掃が行なわれるでしょう。仮に、シンクの下の部分の水漏れを長い期間にわたり放置することによって、キッチンのキャビネット内部が傷んでしまったような場合であれば、一般に化粧合板を張り替えることになります。さらにフローリングなどの床材が傷んでしまったのであれば、床材の張り替えとなることでしょう。
加えて、キッチンそのものが老朽化して水漏れが起きているような場合であれば、状況によってはキチンリフォームを行なうことが必要となるかもしれません。いずれにしても適切な業者に修理を依頼するなら、相手はプロですから最もふさわしい方法で修理を行なうよう手配してくれることでしょう。

キッチン蛇口交換事例

作業前
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作業完了後
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